フランス LeBlanc ルブラン プロモデル Bbクラリネット  1940年代
クラシック・ジャズ界でBuffetCramponでもSelmerでもないサウンドを求めると、SML か LeBlanc かと言われるくらい名器を世に送り出してきた名門です。
日本でも輪郭のはっきりした中高音で定評があり、往年の藤家虹二さんが愛用しておられました。

Serial: 3111
付属するケースはやや後期のUSA Leblanc Vitoケースとなります。
主要なタンポは本革パッドに交換してあります。
POPS/JAZZ系に人気の高い、Selmer E マウスピースとリガチャーをお付けします。

Leblancの歴史は1750年に遡ります。 D. Nobletはフランスで設立され、ルイ15世王朝のために楽器を製造しました。 Nobletはフランスを木管楽器製造の中心地として確立するのに貢献したと言えるでしょう。 1904年、Nobletは後継ぎとなる相続人がなく、Georges Leblancに売却されました。 Leblanc家は、クラリネットの開発に科学的音響工学を使用することで知られていました。 ジョルジュの息子レオンは優れたクラリネット奏者であり、パリ国立高等音楽院では最優秀賞を受賞しました。 熟練したプレイヤーとして、彼はモノ作りの科学的原則を大いに信じ、ハンドメイドの楽器に高いレベルの一貫した性能と演奏しやすさをもたらしました。
太いLeBlancサウンドに生涯惚れて愛用した、名手でありクラリネットの大御所 Pete Fountain の演奏: https://www.youtube.com/watch?v=1i77OBcCbVg&t=215s
戦前モデルや取得特許などすべて判ります。ルブラン・クラリネット博物館: http://www.woodwindforum.com/clarinetperfection/snleblanc/#ql_preClassic
LeBlancのもう一人の広告塔 Buddy De Franco の演奏: https://www.youtube.com/watch?v=KbFeiLvHK5Q&t=1s